建設業の許可、なんとかして取得したい。
ご依頼内容
新規に建設業（建築一式）の許可を取得したい。ただ条件を満たしているかが全くわからない。
聞き取りと事実確認
お持ちの資料を確認した結果、経営経験の証明（経営業務の管理責任者）のために、使用できる期間、証明書類取得が可能な期間を考えた場合、６年の経験を証明するパターンが一番現実的であることが分かりました。
そのため、準備できる期間の書類関係は事前に全て揃え、あとは足らない経験期間を現在の会社でのこれからの経験で補足することにしました。
課題
知らせていただいた過去の建設業の経験を合計すると、ご相談を受けた時点では５年と少しでした。
ただそのすべてが経営者としての経営的な経験ではないため、そのうち許可に使えるであろうと考えられる期間を精査。
経営経験には、個人事業主であった期間、会社の役員であった期間、その他代表者の補助をしていた期間も含めることができる旨を説明し、対応策を練りました。
技術者としては、国家資格を保有されていたため、これは問題ありませんでした。
対応策
他社での経験資料とエビデンス、自社での経験資料とエビデンス、これらを切れることなく、全て揃えることを要求されるため、リスト化し早めに準備をしていただきました。特に他社での経験資料は取得する場合が難しいケースもありますが、今回は良好な関係を築いておられたため、問題なく取得することができました。
結果
必要な期間が経過した後、全ての必要書類が揃っていたので、即座に申請書類を提出し、無事ご希望の建設業許可を取得することができました。