相続で取得したマンションをどうすればいいか
ご依頼事項
親から相続した大阪市内のマンション。自分は離れた場所にいるので、このマンションをどう活用したらいいか考えても答えがでない。何かいい方法はないだろうか？
聞き取りと事前調査
直接お会いして、まずは詳しい内容の確認しました。又、物件の場所を教えていただいていたので、その物件の周辺の不動産状況も調査しました。
方向性としては、売却するか、賃貸に出すかですが、これは売却価格の状況、賃貸相場、流動性等を慎重に調べなければ判断ができません。
そのため、データで調べることは当然として、現地の足を運び、周辺の不動産業者も訪問して、実際の生の声を集めました。
行動計画
調査結果をベースとして依頼者様と打ち合わせを行い、方向性を決めました。
市場的に不動産価格は上昇局面であり、価格としては今後も上昇する可能性が高いこと、依頼者様としても不動産を売却してしまうのは、心情的に気が進まないこと、賃貸市場が安定していて、入居率も高いことが判明したことから、賃貸に出して収益物件とすることに決まりました。
課題
賃貸に出すことは決まったのですが、依頼者様が近くにいないこと、何かあってもすぐ対応が難しいことが課題として浮上しました。又、内装や設備が古いため賃貸としては難しい状態であったので、リフォームが必要でした。
対応策
地域の優良な賃貸管理会社を探し、責任者及び担当者とも数回面談を行いました。
その結果、優良な管理会社がありましたので、紹介し、賃貸管理会社と管理契約をしてもらいました。
又、精査の上、リフォーム業者を紹介し、賃貸向きのリフォーム工事を済ませました。
依頼者様の代わりに、工事途中のリフォーム工事の立ち合いも行いました。
結果
リフォーム工事中に、賃借人も決まり、スムーズな賃貸運営をスタートすることができました。
今回は、物件を売却することなく、有効活用という方法でご依頼者様の御希望に沿うことができ、よかったです。